歩くとすぐ疲れる。それ片足で立つ時間が短いせいかも!
歩くとすぐに足や腰がどっと疲れてしまう。それ、体力不足だけが原因ではないかもしれません。歩幅が小さく、ペタペタと急ぐように歩いてしまう方は、片足で体を支える時間が短くなっている可能性があります。
「少し歩いただけで太ももが張る」「横断歩道を渡るとき、いつもせかせか小刻みになってしまう」「後ろの足で地面を押せている感じがしない」。そんなお悩みはありませんか。実はそれ、片足で立つことへの不安から、両足が地面についている時間を無意識に長くとっている“守りの歩行”になっているのが原因かもしれません。
専門的に言うと、一歩の中には両足で体を支える「両脚支持期」と、片足だけで体重を受け止める「単脚支持期」があります。この一連の流れを歩行周期と呼びます。一般的な歩行では、足が地面についている立脚期が一歩の約6割。その中で両脚支持期は約2割、単脚支持期は約4割が目安です。もちろん年齢や歩く速さ、身体の状態によって個人差があります。
片足で立つ単脚支持期では、足裏のアーチや足首、股関節、体幹が協力して体を一本の柱のように支えます。ところが足元がグラついたり、片足に体重を乗せるのが怖かったりすると、脳は安全を優先して両脚支持期を長くし、歩幅を小さくします。その結果、前へ進む力が得にくくなり、太ももの前側や腰まわりばかりに頼った歩き方になってしまうのです。

ご自身の歩きをチェックしてみましょう。歩いているとき、後ろの足がすぐ地面から離れていませんか。歩幅を広げようとすると、腰を反らせたり、身体が左右に大きくブレたりしませんか。椅子や壁の近くで片足にそっと体重を乗せたとき、強い不安や痛み、ふらつきが出ませんか。これらに当てはまるなら、身体が片足で支える時間を短くして、両足に頼って歩いているサインかもしれません。
ただし、無理に大股で歩く必要はありません。急に歩幅を広げると、かえって腰や膝に負担をかけることがあります。まずは視線を少し前へ向け、呼吸を止めず、かかとから足裏全体へ体重が移り、最後に後ろ足でそっと地面を押せているかを意識してみてください。痛みや強いふらつき、しびれがある場合はセルフチェックを中止してくださいね。

当院では、ただ「もっと大股で歩きましょう」といった曖昧な指導はしません。AI姿勢・歩行分析を用いて、歩幅や左右のバランス、両脚支持期と単脚支持期の時間割合を確認し、歩き方を多角的に見える化します。院長が足部や足首、股関節の動きを確認し、必要に応じて優しい徒手アプローチを行ったうえで、専門スタッフがその方に合った歩行・運動の練習をマンツーマンでお伝えします。
また、靴のかかとの減り方が左右で大きく違う、つまずくことが増えた、歩いた後に同じ場所だけが毎回張るという場合も、歩き方のクセを見直すヒントになります。日常では急いで歩幅だけを広げようとせず、身体が楽に前へ進める速さを探してみましょう。小さな違和感のうちに歩き方を確認しておくことが、長く歩き続けるための第一歩になります。
自分の歩く姿は、意外と自分では正確に分かりません。片足で立つ時間が短い理由が、足元の不安定さなのか、股関節の動きなのか、姿勢や筋肉の使い方なのかを見極めるには、実際の動きを確認することが大切です。「疲れる歩き方を何とかしたい」「これからも自分の足で軽快に歩きたい」という方は、歩き方・姿勢・足部を一体で考える歩行改善らぼ・やわらぎへ、ぜひお気軽にご相談くださいね。
投稿者プロフィール

- 柔道整復師・鍼灸師。東大阪市で19年にわたり地域の方々の健康をサポート。2023年に「歩行改善らぼ・やわらぎ」を立ち上げ、歩き方・姿勢・足部の改善に特化した専門施術を提供しています。「歩くことは、生きること」をテーマに、諦めかけている方の一歩を支えます。
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