猫背の原因は背中じゃなく「お尻」?骨盤後傾のサインとセルフチェック

「姿勢を正して」と言われても、気づくとすぐ背中が丸まってしまう。そんな経験はありませんか? 実はその背中の丸み、骨盤が後ろに倒れていることで出ているサインかもしれません。今回は、多くの人が見落としがちな猫背の本当の原因と、自宅でできるセルフチェックの方法をご紹介します。
「気づくとお腹が前に出て、背中が丸くなっている」「立っているだけで、なんだか疲れやすい」。そんなお悩みはありませんか? 実はその姿勢、「年齢のせい」でも「気合いが足りないせい」でもありません。骨盤が後ろに倒れ、お尻の筋肉がうまく働かなくなっていることが原因かもしれないのです。
専門的には、これを「骨盤後傾(こつばんこうけい)」と呼びます。骨盤が後ろに倒れ込み、腰の自然なカーブが失われた状態のことです。このとき、体をまっすぐ支える大黒柱である「大臀筋(だいでんきん/お尻の筋肉)」がお休みモードになってしまい、上半身は背中を丸めることでバランスを取ろうとします。つまり猫背は“背中の問題”に見えて、実はその土台である骨盤とお尻から始まっていることが多いんですね。
この状態を放っておくとどうなるでしょうか。お尻が働かないぶん、太ももの前や腰の筋肉が代わりに頑張り、それによって骨盤がさらに倒れるという“連鎖”が起こります。やがて歩くときの蹴り出しも弱くなり、歩幅は狭く、すり足気味に。その結果、腰や膝にも負担が集まり、「なんとなく老けて見える歩き方」になってしまうのです。
ここで、椅子に座って自分の姿勢をチェックしてみましょう。
椅子に浅く座ると、すぐ背もたれに寄りかかりたくなりませんか。立っているとき、お腹が前に突き出ていませんか。お尻がぺたんと平らで、キュッと力が入りにくくなっていませんか。もし当てはまるなら、あなたの骨盤は本来のまっすぐな状態から後ろに倒れて、SOSを出しているサインです。
当院では、背中だけを伸ばすようなその場しのぎのケアはしません。まずはAI姿勢・歩行分析を使い、歩いているときの骨盤の傾きやお尻の使えなさをしっかり可視化します。そして院長が、根本原因である骨盤まわりのねじれと硬さを、優しい徒手アプローチでリセット。その上で専門スタッフが、眠っている大臀筋を自分で呼び覚ますためのトレーニングを、楽しくマンツーマンで指導します。
「私の猫背、お尻からだったんだ」とハッとした方は、ぜひこの記事を保存しておいてくださいね。
背すじがスッと伸びた自分で颯爽と歩きたい方は、リンクからお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール

- 柔道整復師・鍼灸師。東大阪市で19年にわたり地域の方々の健康をサポート。2023年に「歩行改善らぼ・やわらぎ」を立ち上げ、歩き方・姿勢・足部の改善に特化した専門施術を提供しています。「歩くことは、生きること」をテーマに、諦めかけている方の一歩を支えます。
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