歩くと腰が痛い。それ前もものせいかも!

歩くたびに腰が痛むのは股関節の「前側ガチガチ」が原因かも。後ろに足が残らない人のセルフチェック!

「歩くときに一歩一歩の歩幅が小さくて、せかせか歩きになってしまう」「足を後ろに蹴り出すときに、なぜか腰がズキッと痛む」。そんなお悩みはありませんか。実はそれ、長時間のデスクワークなどで股関節の前側(腸腰筋など)がガチガチに固まり、足を後ろへ引き下げる動き、いわゆる股関節の伸展ができなくなっているのが原因かもしれません。

専門的に言うと、歩行の中で足が体より後ろにいく瞬間を「歩行後期(立脚後期)」と呼びます。このとき、本来なら股関節がまっすぐ後ろへスッと伸びることで、足裏の指、特に親指がグッと反り上がり、足底腱膜が巻き上げられる「ウィンドラス機構」が発動して自然なバネが生まれます。しかし、股関節の伸展が制限されると、足指へ力がスムーズに伝わらなくなり、地面を押し出す天然のスプリングが不発に終わってしまうのです。

股関節が後ろに伸びないと、体は無理やり歩幅を稼ごうとして別の場所でカバーする代償動作を始めます。具体的には、足を後ろに残す代わりに腰を無理やり反らせる、いわゆる腰椎過進展をしたり、骨盤を前へ突き出すようにして歩いてしまうのです。このかばい動作のせいで、歩くたびに腰骨に強い負担がかかって慢性的な腰痛やぎっくり腰を引き起こしたり、つま先がしっかり地面を離れずにペタペタ歩きになってつまずきやすくなったりします。

うつ伏せや立ち姿で、ご自身の股関節の柔らかさをチェックしてみましょう。うつ伏せに寝て片方の膝を90度に曲げたまま太ももを床から持ち上げたとき、太ももが全然浮かない場合。足を大きく後ろに一歩引いて立ったとき、腰を反らせないと姿勢をキープできない場合。歩いているとき、太ももの前側やソケイ部(足の付け根)に突っ張り感や詰まり感がある場合。これらに当てはまるなら、あなたの股関節前側はガチガチにロックされ、腰に負担を押し付けているサインですよ。

当院では、痛む腰だけを揉んだり、腰を牽引するような表面的なアプローチはしません。まずはAI姿勢・歩行分析を使い、歩行中に股関節がどれくらい後ろに伸びているか、その角度を正確に数値化します。院長が、股関節の動きを邪魔している足首の角度制限や股関節前側の詰まりを、優しい徒手アプローチでリセット。その上で専門スタッフが、腰を痛めずに股関節をスッと後ろへ伸ばす「腸腰筋リリース&お尻の蹴り出し連動トレーニング」などを楽しくマンツーマンで指導します。

「私の腰痛、股関節が後ろに伸びないせいだったんだ」と納得した方は、ぜひこの記事を保存しておいてくださいね。大股で颯爽と、腰に負担をかけずに軽快に歩きたい方は、お気軽にご相談くださいね。

投稿者プロフィール

歩行改善らぼ・やわらぎ
歩行改善らぼ・やわらぎ
柔道整復師・鍼灸師。東大阪市で19年にわたり地域の方々の健康をサポート。2023年に「歩行改善らぼ・やわらぎ」を立ち上げ、歩き方・姿勢・足部の改善に特化した専門施術を提供しています。「歩くことは、生きること」をテーマに、諦めかけている方の一歩を支えます。